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後朝の文

こんにちは。

今日はちょっと変わったところで、お友達への返歌。


言葉に厳しい方なので
吟味された言葉の数々がするりと心に飛び込むお話。
エロもさらっと、さわやかなお話にして書かれてます。


でも、それを読んだら、私のエロ妄想が爆発しまして。

もっとどろどろにしてやろうと、対抗して書きました。


どういう相手で妄想していただいても結構ですが
もちろん私の妄想は。。。櫻葉ですよね。

でも、まずこっちを読んでからどうぞ。


kinuginu


平安時代、男が女の元に通い、
朝帰るときに、単衣を交換する。

それを衣衣〜後朝(きぬぎぬ)と言います。


そして、朝のうちに男から文が届きます。

「昨日はよかったよー」
(そんなえげつないものではないっ)


でも、なんだか素敵♡




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



「あいつ。。。」

ここに来る途中、カバンの紐が当たる肩の部分に痛みを感じた。
どうしたのかと人気のないトイレに駆け込み、
鏡の前であいつに借りてきた青いシャツをは/だけて見ると
こんなところに、爪の痕。

こんなことしちゃいけないって、あいつが一番よく知ってるはずなのに。
でも、昨日の夜は、あいつも、俺もこんな痛みを感じないほど。。。

おかしくなってた。

自分の冷たい指で赤くなった場所をそっと撫でる。
ちりっとした痛みが、俺をあざ笑ってるよう。
バレたらどうすんだよ。
でも、こんなことになったのも元はと言えば俺のせいなんだ。

昨日の夜、
飲み会の後、タクシーに乗って
触れれば折れてしまいそうな月を見つけたら、つい行き先を変えてしまってた。

あいつは連絡も無く、突然現れた俺に笑って
「寂しかった?」
なんて、困った顔で顔で招き入れてくれた。

「まだ呑み足りないの?」
「一杯呑んだよぉ」
「ちょっと酒くさいよー」
寝起きの髪が跳ねてる背中に抱きついて、もつれながら
見慣れた薄暗い廊下をリビングに向かう途中
開け放した寝室のドアの向こうに乱れたベッ///ど//が見えると

俺は腕に力を入れて、まだ人の温もりとあいつの香りが籠る部屋に引きずり込んだ。

「そんな。。。ん。。。待って。。。」
あいつの寝起きで少し乾いた唇が潤//むまでに時間はかからず。。。。


唇だけでなく
俺を受け入れる全ての場所が熱く
ぬ。。。。れ。。。る。。。


あいつは俺の肩を握って『止めて』なんていつも言わない言葉を叫んでた。
俺も酒が入ってて余裕がなかったんだ。
それに、俺がどんな我が侭を言っても「いいよ」と許してくれるあいつが
こんなに切羽詰まってるのが

俺の堰を壊した。

あいつが肩を掴む指の力が俺の最後の欲//望を絞り出し。。。


止められないものが流れ出て、
あいつからも溢れた。

あのときだ。。。
きっと、あのとき傷を作ったんだろう。



昨夜のことを思い出すと
のぼせたように思考に膜がかかり、腹の奥がう///ず///く。
指には、俺の形をした熱くて湿った場所が蘇ってしまって。。。

「バカ、何考えてんだ。今から仕事だぞ」
俺は冷たい水をじゃーっと出すと、乱暴に手を洗った。
あの熱を手から消し去る。
冷たい水が跳ね、青いシャツに濃紺の水玉を作る。

あいつももう起きて、シャ////わーを浴びてる頃か。
なんで俺だけこんなことで思い出さないといけないんだよ。

俺だけ、あいつに翻弄されてるなんて、
不公平だ。

それに、この傷は反則だろ。
今日一日、ここを隠さないといけないと思うと小さな痛みが存在感を増す。

俺は手の水滴を拭うと、携帯を取り出し
『痛いから爪を立てるな。ずるいぞ、お前だけ』
と打ってから、『ずるいぞ、お前だけ』を消す。
あいつがそんな言葉を見れば、俺が何を考えてるかわかってしまうから。。。

こんな爪痕だけで、
あいつの身体。。ほくろ、痣まで浮かんでしまう俺を笑って、
『そんなに好き?』
なんてさらっと言うんだよ。

あの無邪気な笑顔で。。。。

「あいつ、ほんとにずりーよな」
呟くと口元が緩んでしまい、慌てて鏡の中で引き締める。

シャツを直してから、カバンを肩に掛け直し、
紐がわざとその傷に当たるようにしてみる。
これで満足だろ。


一日お前のことを思い出しててやるよ。

でも、今度は。。。
お前の身体に一生忘れられない記憶を刻みつけてやるから。


覚えておけ。










☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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