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パズドラワールドの征服 1st STAGE

パズドラの記事を上げてから
あの後はどうなったのか、ずっと考えてました。
パズドラワールドの征服

ゲームは始まったばかり。。。


じゃ、次は?

というわけで
妄想屋さんの独り遊びです。
そして、私の初めての挑戦。


エイプリルフールの今日と、明日
戦う嵐のお話で、異次元の世界をお楽しみください。





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



紫の球を揺らしながら潤が前を見据えて先頭を歩く。

地下基地の薄暗い廊下では、彼らの武器だけが唯一の明かり。

「あいつら、よわすぎ」
雅紀が緑の光に浮かんだ身体でぴょんと跳ねて、翔の前に飛び出した。
「まだこれからだから、気を引き締めとかないとな」
赤い靴は二人の歩く先を照らす。

リーダーとニノは少し遅れて寄り添って歩く。
「リーダー、それ武器だから杖にすんなよ」
「だって、疲れるもん」
のんびり散歩でもしているような二人に緊張感はあまりない。
時々黄色い光がリーダーのお尻に当たるのが見え、
くすくす笑い声まで聞こえる。

暗い廊下の先に『NEXT STAGE』と書かれたサインが彼らを呼んでいた。

彼らの表情に緊張が走り、大きく息を吸って背筋を伸ばす5人。

「さ、ゲームスタートだ」
ニノが黙ってしまったみんなの士気を上げるように、明るく声を出した。
雅紀も「楽しみ」と言ったけれど、声が微かに震えている。
すると翔が彼の肩に手を置き
二人の視線が絡むと、雅紀は目尻を下げ細めてまた瞳に力が宿った。

大きなドアの前に5人が並ぶと、翔がリーダーの顔を見て促す。
「あ、ああ。。えっと。。行くぞ。この5人なら、できりゅ。。。あ。。」

「ぷっ。噛むなよー」
みんなリーダーを見て吹き出す。
「肝心なときにダメなんだもんなあ」
ニノに言われてリーダーは「すみません」と頭を掻いた。

でも、リーダーはまた顔を引き締めると
「ここからは本気の嵐を見せるぞ」
腹の底から声を出した。
4人はゆっくりと視線をドアに移して頷く。

「行くぞ」
5人同時に大きなドアを押し開けるとそこは薄暗い空間。
中央はライトで丸くステージのように照らされていて
そこに吸い寄せられるように一歩ずつ足を踏みしめ近づく彼ら。
足音だけが、広く遮るもののない空間に木霊する。

電流が流れる低い音がして、光のステージの向こうに
5色の光が灯った。

足を止めた5人。

「遅いじゃないか」
暗闇から潤の声がした。はっと息を飲む潤。
「あんな奴ら、嵐の5人だったら1秒で倒せるだろ」
ニノの声まで聞こえる。

こっちのリーダーとニノが顔を見合わせた。
向こうの5色の光がこちらに近づきステージの明かりの届くところまで進む。
そこには、やはり自分たちと同じ姿の5人
持ってる武器も同じ、顔も姿も。

でも、その敵の姿を予想していたのか5人の顔には苦笑いが浮かんだ。

「これがリーサルウェポンだな」ニノが呟き
「ラスボスだよ」雅紀が困った顔で笑う。

一対の嵐がステージを挟んで対峙する。

さっきの戦いで自信を付け、余裕のある本物の5人。
戦いの兵器として開発された5人。

並んだ偽の5人の中から赤い靴を光らせた偽翔が、一歩前に出て
「俺達は最新データから作られた、君たちと全く同じ力を持つサイボーグ。
その上、痛みも感情もないから。。。ふふっ。君たちより優秀だよ」

本物の翔も畏れるような、悪意に満ちた顔で笑った。
まるで自分が世界で一番だとでも言っているような表情。

そしてその後ろにいた偽ニノが
「偽物だろうと本物だろうとここを出たものが嵐になる。楽しみだな」
と首を傾げ、本物のニノを挑発するように口元を上げる。
残りの3人からも
自分たちが勝つのが当たり前という自信が漂う。

余裕だった本物の嵐に焦りが見え、潤が武器を握る手に力を入れた。
その両側にいたリーダーと翔が、潤の怒りに気がつき
彼の肩に手を置いて、落ち着けと呟き頷いた。
潤は左右で見守る二人と目を合わせてから、大きく音を立てて息を吸い込んだ。
4人の視線は潤に注がれる。

潤は、みんなの注目を浴び一歩前に出る。
後ろの4人は何も言わずに潤の様子を見守るだけ、
言葉を交わさずとも気持ちが通じているし、仲間の力を信じられる。
潤だって、自分がどんな無鉄砲なことをしても
みんなは付いて来てくれるという自信で、エネルギーが漲っている。
そして後ろの4人も彼を守ろうという意志を感じる。
偽潤も一歩出て来た。

「本物の嵐は俺達なんだよ。そこの偽物。一対一で勝負だ」
潤が叫んでから、後ろに並んでいる仲間の4人に
「手出しはしないでくれ、俺と俺の戦いだから」
と言ってから、ゆっくりと紫の球の武器を揺らし始め、徐々に大きく丸く振り回した。

偽潤は、本物の潤の情熱をバカにした顔でにやりとすると
冷たく「勝てると思ってるんだ」と呟いて同じように武器を振る。


紫の球を回す二人が睨み合って、
間合いを詰める。
風を切る音だけが空間に響く。

一人が横に一歩踏み出すと、相手は反対側へ身体を移動させる
丸く円を描くように、二人は同じ距離を保ったままゆっくり動く。
同じ服を着ていて、どちらかわからなくなりそうな中
じりじりと間合いを詰めてた方が腰を落としてカンフーのような型を見せた。
一方の潤の瞳が灰色になってから
「何だ?俺のプログラムにはないぞ」と呟いて一歩下がった。
「この間から、コンサートで使えそうだって思って、密かに練習してたんだよ」
潤が隙のない構えを取った。
後ろの嵐4人が「コンサート?聞いてないぞ」とぼそぼそと話をしてる。

潤はちらっと視線を後ろに動かすと
「そんなこと後で説明するよ。俺はそれどころじゃないんだから」
すると、相手が紫の球を大きく振りかぶった。
「危ないっ」
嵐4人の声。
でも、潤はそれを軽く交わして、また腰を低くした。
気合いを入れる小さな息が聞こえると
潤の紫の光は、瞬きする間に見過ごしてしまうほどの速さで攻撃し、
大きな光の弧の残像を暗闇に描いた。

偽潤にそれが当たる瞬間、相手も同じように球を投げつけた。
互いの光の球が乱れ、散り散りに跳ねる。

偽潤の球も潤を擦り、避けようとして飛ばされたけれど、
本物の力強い攻撃がほんの一瞬早く、破壊力があった。

偽物は紫の煙と化し、残ったのは壁にもたれる本物潤だけ。

「大丈夫か?」4人が潤に駆け寄る。
潤は心配そうに見下ろす仲間に
「今度のコンサートは、かっこいいものになるよ」と笑うと目を閉じ
床に横になってしまった。

「仕事のことを心配してるから大丈夫だろ」
リーダーが言ったその瞬間。

偽智が青い槍を持って暗闇の中へ走り出した。
「あいつは俺がやる」
とその光を追う智。

ニノも自分と同じ顔の相手と視線を合わせると、黄色い光を両肩に担いでゆっくり彼に近づいて行き、睨み合ったまま歩き去った。

残された緑と赤の光
「いくら、悪いヤツでも自分と戦うのなんかやだよ」
雅紀が小さく呟くと、隣にいた翔が
「雅紀は雅紀にしか倒せないから、後で会おうな。危なかったら呼べ」と
赤い光と火花を散らして離れて行く偽翔を追って走り出した。

それを見送った雅紀はさっきまで目の前にいた自分の相手を探そうと辺りを見渡した。
でも暗闇に見えるのは青、黄色、赤のライトのみ。
周囲に自分の相手がいないのがわかると、ほっと息を吐いて
潤の隣にしゃがみ込み、緑の円盤の光を落とした。

「きゅーん」と音がして周囲が闇に包まれる。
遠くではリーダーや、ニノが戦っている光が見えている。
どの対戦も、スピードも力も互角の戦い。

「自分と戦うってさ、どんな気分だよ」
気を失ってる潤に話しかける雅紀。

2本の赤い線が、まっすぐ、そして時々波打つように視覚に残る。
その2つの光を見つめてる雅紀の視線の先を微かな人影が横切った。
戦っている翔からは見えない場所で暗闇に潜む影。

敵?
呟いて雅紀は息を潜める。

赤く光る靴が滑るように近づいては、火花を散らして離れる、その二人の翔を狙っているように近づく影。

「本物の櫻井翔は俺だからな」
「本物だろうと偽物だろうと、勝った方が嵐ってことだ」
そんな台詞が聞こえてくる。
雅紀は立ち上がって、その人影に静かに忍び寄った。

また赤い光がものすごい早さで近づいて、今度は辺りを白くするほどの大きな火花が散って二人共投げ飛ばされた。
そして、翔の一人が、影の立ってる近くに飛ばされて来た。
その翔が肘を付いて身体を起こすと
「偽物ったって、俺と同じ機能なんだから簡単には勝てねーな」
と小さく声を出した時

「くくっ」その暗い人影から嬉しそうな笑い声が溢れた。
雅紀が「あ。。偽の俺」と呟いた瞬間
その人影は緑の円盤の光を背後で付け、赤い光に気を取られてる翔に振るい上げた。

「翔ちゃん、危ない」
雅紀は全身がバネになったような高さでジャンプして、偽の自分を背中から蹴り倒す。
不意をつかれて、偽雅紀が床に激しく頭をぶつけた音がした。
雅紀は、緑に光る武器を持ったまま倒れた偽の自分に近づいた。
機能を無くして灰色の目で横たわる偽雅紀、本物の雅紀はそれを悲しそうな顔で見下ろす。
偽物の痛みを、自分の痛みとして感じているように苦しそうに顔が歪む。

でも、目が力強く開かれ、手にしてた緑の円盤の光を付けた。
「仲間は俺が守る」
彼がそう声を出したとき、
足元に倒れていた偽物の目にも精気が戻り、倒れたまま雅紀の足を掴もうとした瞬間、
本物雅紀は憎しみの籠った顔で力一杯円盤を振り下ろした。

緑の煙が広がる。

「雅紀ありがとう」
倒れてる翔が声を掛けると、どこからともなく滑るような赤い光が雅紀の背後に近づいた。

「あぶないっ」
翔の声で、雅紀は咄嗟に円盤をかざしたけれど、偽翔の赤い靴は緑の円盤を壊し
雅紀は爆破の勢いで吹き飛ばされた。
赤い靴の偽翔も衝撃で激しく壁に叩き付けられてる。

「雅紀っ」

「翔ちゃん、俺よりあいつを」
弱々しい雅紀の声だけれど、大丈夫だと確信したのか大きくうなずく翔。
「わかった、待ってろ。まずこいつをやっつけるから」

雅紀を倒された怒りからか、顔が赤くになって首の筋肉と血管が盛り上がる翔。
彼は赤い靴を光らせ、壁にもたれて立ち上がろうとしてる偽の自分に近づいた。

「メンバー。。いや、雅紀を傷つけるヤツは、どんなヤツでも許さない」

怒りの籠った太い声。
翔は赤い靴で、偽翔を憎しみを込めた力で蹴り上げるとその身体は人形のように宙を舞って床に転げ落ちた。
翔は無表情で、意識を失った偽物に近づき
足をおおきく振りかぶって、自分と同じ姿の敵に最後の一撃を与えた。

赤い煙が広がった。



同じ時、別の場所で。

青い光は、じゃれるようにぶつかっている。
相手の動きを全て読んでる余裕の動きの二人。
笑い声が聞こえて来そうな戦い。

そこへ、ニノと偽ニノが黄色い光でぶつかり合い、
絡まりながら近づいて来た。

「リーダー、そんな偽モノなんか早くやっつけちゃいなよ。遊んでる場合じゃないんだよ」
ニノが、相手の光を避けながら言う。
すると偽ニノが
「早く倒せるわけなんかないだろ」
鼻で笑って返事をした。

「俺の智が秘めてる力は、すげーんだよ」

ニノはそう言い返してから、押し合ってた黄色い光に力を入れ
偽ニノを後ろに突き飛ばした。
尻餅を付いた偽ニノを見下し、ふっと笑ってから
「リーダー。こいつにも見せてやれよ」と顎で合図する。

「えー、もうちょっと遊んでたかったのに」
リーダーの声がして、
「俺も楽しかったのに」と同じ声が聞こえた。


「リーダー。早く帰ろうぜ」
ニノの声。


「わかったよ、ニノ」
すると、1人の青い光の槍の動きが急に速くなる。
偽物が付いて来れないスピードになって、どちらが優位か遠くから見てもわかる。
本物の智は壁を蹴って、槍に勢いを付けると風を切って振り下ろした。
刃先が偽物の髪に触れ、切られた髪が宙を舞った。

「ほらな」
ニノはまるで自分のことを自慢するように言って、青い光に意識を取られてる偽ニノを回し蹴りした。
仰向けになって倒れ、機能が停止したのか、灰色の目になってる偽ニノ

するとその時、青い光が平行線のように交差して

青い煙が広がったのが見えた。

「リーダーお疲れー。俺もそろそろ」
まだ床の上で倒れてるニノをまたいで立ち、黄色の光を振りかぶり、突き刺そうとした時、偽のニノの目に光が戻り、下から蹴りを入れた。
「うわっ」
ニノがリーダーの足元まで吹き飛んだ。

「いってー」
腹を抱えて踞る。
リーダーは、足元に転がって来たニノを抱き起こし
「大丈夫か?」心配そうに顔を覗き込む。
「ああ。。。このぐらい。。。あれ?あいつは?」
偽ニノは武器の光を消し、闇に紛れてしまった。
その気配を追い、二人で暗闇に目を凝らして窺う。

すると、偽ニノは黄色い光を遠くに灯して駆け出した。

「待て、どこへ行く」

ニノがリーダーの腕の中から立ち上がって、勢い良く後を追った。

「ニノ。待て」
リーダーも追いかけようとしたけれど、
「いてっ」
さっきの戦いで足を挫いたことを今気がついたようで、もう一度座り直し、
足を庇ってゆっくり立ち上がると
「ニノ、一人で行くなっ」
ニノの走り去った方に、壁を伝いながら向かって行った。




to be continued.


こんなの面白いのか。。。
よくわかんないけど明日で終わります。

See you tomorrow.
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テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

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